手持ちの画像の日付けを見ると、2005年以来の入浴です。
夜間割引が630円から1000円(最近750円に値下げ)に値上げとなり、
また、はとバスツアーで混んでいるイメージがあるので、足が遠のいていました。
じゃらんからポイントが進呈されて、じゃらんの「遊び・体験」に登場もしたので、
第二源泉は未湯だったので訪問しました。
第二源泉使用の露天風呂が良かったです。
<芦野温泉入口>
<馬頭観世音>
芦野温泉入口には、明治21(1888)年銘の道標を兼ねた馬頭観世音が建っています。
芭蕉と曽良が那須湯本から芦野へ通った道とも考えられています。
「右ハ 法しは多下川田中
左ハ 左くば
馬頭観世音
明治廿一年十一月 願主 田中」
<石仏群>
<参道>
日帰り温泉入口から玄関までの通路は芦野温泉では「参道」と言っています。
<りんごの樹>
以前はなかったりんごの樹です(2018年3月移植)。
「芦野城主と芭蕉」/「奥州街道と芦野」
<芦野の名工 櫛田豊石像展>
2019年の展示で常設となっています。
<芦野讃歌と北川晴雄像>
百回来場記念に個人の胸像が建てられています。
<芦野温泉慈母観音>
「この水を飲むと、寝ている病人も起き上がる」そうで、流されている水は冷たかったので最初の源泉ですかね。
<玄関>
<券売機>
<陣屋(食堂)>
<コインロッカー/お休み処>
浴室に向かう廊下の途中、左手にコインロッカーがあります。100円リターン式です。
右手にお休み処「ちょうちんの間」があり、利用は15時までです。
<日帰りバスツアー>
「はとバス」以外にも運行しているのですね。
<芦の湯(温泉棟)へのアプローチ>
廊下を曲がると、また長い廊下。廊下の右手に多数の掲示。
U字工事や、志村けんの在りし姿もありました。
<脚湯>
源泉名「芦の湯」を使用しています。
かけ流しの良い足湯です。
温泉の利用許可は平成26年4月3日となっています。
温泉の利用許可証を掲示していたのは足湯だけで、
探し方が甘かったのか内湯や露天、薬湯には見当たりませんでした。
<芦の湯(温泉棟)入口>
「芦野の里」「芦野温泉縁起」が掲示されています。
<湯上がり処/芦野神社>
湯上がり処に芦野神社が祀られています。
東京神田の江戸提灯老舗「吉野屋」作成の奉献提灯がずらりと並んでいます。
<脱衣所>
広いです。脱衣ボックスには鍵はありません。
ロッカーが廊下にありましたが、脱衣所には貴重品ボックスがあります。
<源泉名:芦野温泉>(平成19年7月)
アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性低温泉)
28.1度 pH9.8 成分総計0.252g
本社は中央区銀座とありますが、2019年12月に栃木県那須町に変更しています。
以前は源泉名「グリーンウッド芦野温泉」の掲示でしたが、湧出地が同じなので名称を変更したのでしょう。
炭酸水素イオンが76.3mgで昔から胸を張っていますが、東京・川崎・横浜の黒湯銭湯ではざらに1,000mgあります。
千葉県長柄町のリソルの森では、芦野温泉の30倍近くの2,149mgもありましたよ。
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<源泉名:芦の湯>(平成21年9月)
アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)
45.8度 pH9.2 成分総計0.797g 160L/分(動力揚湯)
知覚的試験:やや灰白色に混濁し、ほとんど無味無臭である。
炭酸水素イオンは131.2mgと、新しい源泉のほうが多いです。
<浴室>
<ツルの湯>(手前)
源泉名「芦野温泉」を加温かけ流しで使用しています。
<メラの湯>(奥)
源泉名「芦の湯」を使用しています。
水素入浴剤(水酸化マグネシウム)を添加していますね。
ゆこゆこネットには「美白効果を持つとされる天然温泉に水素を投下した水素温泉」と記載されています。
栃ナビのクチコミによると、正午、午後3時、午後6時と3時間おきに水素を添加しているとの記載があります。
肌に泡つきがあるのは入浴剤により発生した水素でしょう。
<露天風呂>
源泉名「芦の湯」を使用しています。
湯口の投入量に見合ってオーバーフローしています。内湯より小さいので鮮度は良いです。
単純泉ですが、奥鬼怒温泉のように硫黄臭がします。
源泉名「芦の湯」は初入浴でしたが、内湯の「芦の湯」は加工しているので、
露天は源泉の素性が生かされて良いです。
<薬草風呂>
浴槽は2つあります。源泉名「芦野温泉」使用のどちらも溜め湯です。
入口側の小さい浴槽は薬効がソフトです。
メイン浴槽(画像)は、オレンジ色で濃厚です。赤い照明にも照らされています。
石窟に石仏が祀られています。
令和元年9月30日に大修理が完工しています。
以前の堆肥桶みたいな浴槽からこぎれいになりました。
<パンフレット>
「湯めぐりスタンプラリー(栃木放送)」が置いてありました。実施期間は2024年2月24日から6月9日。
参加施設が25ヶ所と、以前のスタンプラリーよりだいぶ減っています。
値上げで目立つのは令和6年4月1日から「さくら市営露天風呂」300円→400円、「道の駅きつれがわ」500円→700円。