松戸市二十世紀が丘萩町「いちご公園」に、出羽三山等供養等と庚申塔2基の、計3基の石造物があります。
大橋村の玄関口の四ツ辻(現:二十世紀が丘萩町10番地)にあった、庚申塔、供養塔を、
昭和45年の二十世紀が丘土地区画整理事業により、「いちご公園」に移設したものです。
(手賀沼と松ケ崎城の歴史を考える会会報を参照しました。)
<一本松の由来>
松戸市説明板「一本松の由来」(昭和46年)があります。
記載内容に齟齬があるようなので、転記せず。
<出羽三山等供養塔>
「月山湯殿山羽黒山 秩父西國坂東 拝禮供養塔」
嘉永7(1854)年の造立です。
台石には「西 まつど/東 大はし/南 いち可わ/北
可祢かさく」と刻まれ、
道標を兼ねているようですが、確認不能です。
<庚申塔(青面金剛)道標>
青面金剛立像、三猿の庚申塔です。
明和6(1769)年の造立です。
道標を兼ねています。
(左面)「東 大はし/南 市可わ/北 金ヶさく/西
まつど 道」
<庚申塔(猿田彦大神)道標>
猿田彦大神を主尊とする庚申塔で、台石には三猿が刻まれています。
天保3(1832)年の造立です。
(正面)「猿田彦大神」
道標を兼ねています。
(右面)「西 ま津と/東 大はし/南 いち可わ/北
可祢かさく 道」