花蔵院前の路傍に、出羽三山供養塔など三基の石碑があります。
<出羽三山供養塔>
文化3(1806)年造立の道標を兼ねた出羽三山供養塔です。
正面「月山 湯殿山 羽黒山 大権現」
右面「左 金ヶ作 木下 成田 道」
根元で折れた補修跡があります。
<地蔵菩薩像>
元文3(1738)年造立の地蔵菩薩像です。
<大乗妙典経六十六部日本廻国塔>
寛政3(1791)年造立の大乗妙典経六十六部日本廻国塔です。
出羽三山供養塔を見たついでに、花蔵院(けぞういん)に寄りました。
<山門>
山門右手に、役行者の石造物があります。
<鐘楼>
<蓮田稲荷大明神>
鐘楼の裏に「蓮田稲荷大明神」
<歓喜天堂>
歓喜天堂の前の弘法大師像は明治43(1919)年の造立で、台石には第二十八番とあります。
左脇の手水鉢は、天保10(1839)年銘です。
<無縁墓>
無縁墓前に、馬頭観音と庚申塔道標があります。
馬頭観音 天保3(1832)年。
庚申塔道標 寛政2(1790)年。
<六地蔵>
<弘法大師供養塔>
本堂左手の明治17(1884)年銘の弘法大師供養塔です。
<大師像など>
弘法大師像は、松戸市の文化財資料によると明治40(1907)年の造立です。
<本堂>