○ 熊野神社
思井の台地の南の端の森の中に熊野神社があります。
<参道>
「この先大型車両通り抜けできません」の掲示があります。
徒歩、自転車、バイクは通り抜け可能です。
自転車がちらほら通り抜けていました。
(説明板)
「87 熊野神社
中世、八木郷の地名発祥伝説がある神社。
祭神は櫛御気野命(くしみけのみこと)。天和元年(1681)再建。境内には、伝説のシイの木のほか、板碑型の阿弥陀如来(あみだにょらい)や十九夜塔(じゅうきゅうやとう)などの石造物がある。」
<鳥居/社号標>
鳥居は寛政元(1789)年銘です。
<手水舎>
参道左手に手水舎です。手水鉢は安永6(1777)年銘です。
<庚申塔/馬頭観音>
手水舎の後に庚申塔と馬頭観音があります。
弘化5(1848)年銘の庚申塔です。
文化15(1818)年銘の馬頭観音です。
<社殿・本殿>
【境内右手】
<天神宮・春日宮・稲荷宮>
延享3(1746)年銘の石祠「天神宮・春日宮・稲荷宮」です。
<廿三夜塔>
文政10(1827)年銘の二十三夜塔です。
<大山阿夫利神社>
明治42(1909)年銘の「大山阿夫利神社」です。
<山神宮>
天明3(1783)年銘の石祠「山神宮」です。
【境内左手】
出羽三山供養塔が三基あります。
<庚申塔>
天保4(1833)年銘の庚申塔です。
右の猿は左手で目を塞ぎながら右手に花を持っています。
<出羽三山供養塔> 一基目
寛政5(1793)年銘の出羽三山供養塔です。
(正面)「月山湯殿山羽黒山 西國秩父坂東」「為現當両益也」
「天下和順 日月清明」
(左面)「施主思井村(個人名)」
<聖徳皇太子>
安永9(1780)年銘の「聖徳皇太子」です。
<金毘羅大権現>
慶應元(1865)年銘の「金毘羅大権現」です。
<出羽三山供養塔> 二基目
文政4(1821)年銘の出羽三山供養塔です。
「月山湯殿山羽黒山 西國秩父坂東 供養塔」
<光明真言供養塔>
文政6年銘。1821(文政4(1821)年銘の「光明真言一百萬遍供養塔」です。
<出羽三山供養塔> 三基目
寛政12(1800)年銘の出羽三山供養塔です。ロープで固定されています。
「羽黒山湯殿山月山 西國秩父坂東」「為現當両益也」
【境内裏】
<三峯神社>
<天照皇大神宮>
【境外】
庚申塔を中心として石塔が並んでいます。
<板碑三基>
左の板碑三基です。
延宝3(1675)年銘の阿弥陀如来板碑です。
延宝3(1675)年銘の十九夜塔板碑です。
延宝5(1677)年銘の十九夜塔板碑です。
<不詳>
文政11(1828)年銘の石塔です。
<青面金剛文字塔>
文化2(1805)年銘の庚申塔です。下に三猿。「思井村講中」
<庚申文字塔二基>
文政8(1825)年銘の庚申塔です。
文化11(1814)年銘の庚申塔です。
<庚申文字塔三基>
安永2(1773)年銘、寛政12(1800)年銘、寛政12(1800)年銘の庚申塔が続きます。
【青面金剛像四基】
<青面金剛像>
宝永8(1711)年銘の庚申塔です。
<青面金剛像>
正徳4(1714)年銘の庚申塔です。
<青面金剛像>
享保3(1718)年銘の庚申塔です。
<青面金剛像>
元文3(1738)年銘の庚申塔です。