<奈良の大仏からリソルの森へ>
市原市奈良にある奈良の大仏へ参拝後、リソルの森へ向かいます。
大仏通りの終端に、リソルの森右折の看板がでています。
右折して500メートル行くと、左手にリソルの森入口の大きな案内看板が出ています。
脇には「長柄ふる里村」の看板があります。
左折すると、右手に長柄町の大きな観光案内板があります。
トリニティータワーを目指します。
<関東ふれあいの道>
関東ふれあいの道「山里のみち」がリソルの森内を通っています。
「上人塚へ2.1km」、「長柄ダムへ4.2km」です。
<リソルの森とは>
令和2(2020)年4月1日、「リソル生命の森」から、「Sport
& Do Resort リソルの森」へとリニューアルしオープンしました。
旧もみじの里にはグランピング施設と温泉施設「紅葉乃湯」が新たに設けられ、「グランヴォー
スパ ヴィレッジ」と改称されました。
「グランヴォー スパ ヴィレッジ」は、「長柄ふる里村」が昭和54(1979)年7月に姉妹協定を結んだ
スイス・旧グランヴォー村(現ブール・アン・ラヴォー)から名付けられています。
なお「和食処 翠州亭」は、昭和53(1978)年にスイス連邦共和国より「長柄ふる里村」に寄贈された旧スイス大使館の移築です。
<日帰り入浴「紅葉乃湯」>
「紅葉乃湯」の日帰り入浴は、ハーブ狩とセットとなっており、平日限定で15:00-23:00、2500円。じゃらんで事前に申し込む必要があります。
なお、「グランヴォー スパ ヴィレッジ」と「ホテルトリニティ書斎」に宿泊の場合は入湯税150円で利用できますが、
その他のエリアに宿泊の場合は、「グランヴォー
スパ ヴィレッジ」への入場料2050円が必要となります。
<受付>
「ホテルトリニティー書斎」のフロントで受付です。
使い捨てバスタオルと使い捨てフェイスタオルの入ったバッグ、エリア入口に入る鍵を渡され、
紅葉乃湯の場所とハーブ狩について、地図を用いた説明を受けます。
<紅葉之湯入口>
受付フロントから「グランヴォー スパ ヴィレッジ」へ200m歩きます。
迷っていたら外にいた従業員に案内していただきました、感謝。
貯湯タンクの間に配管とガスセパレーターらしきものが見えます。
入口は施錠されているので、トリニティー書斎で受け取った鍵で開けて入場します。
帰りは開鍵不要です。
<半地下>
石階段を下りて左手に紅葉乃湯はあります。
紅葉乃湯は、半地下の建物となっています。
階段を下りた先に浴室入口があります。
暖簾をくぐると右手に下足ロッカー。
<脱衣所>
こじんまりとした脱衣所とアメニティースペースです。
<分析書> 令和元年8月2日
湧出地等の記載がないので、分析書原本からの抜粋が掲示されています。
「黒湯について」の説明が掲示されています。
腐植質がどれほど含まれているのか記載があれば良いのに、もっと自慢してもよいのにと思います。
源泉名「もみじの湯」
ナトリウム―炭酸水素塩冷鉱泉(低張性弱アルカリ性冷鉱泉)
泉温:21℃ pH:8.0 成分総計:3211mg(炭酸水素イオン:2149mg)
<影響を与える事項>
想定内の「加温、循環ろ過、塩素」です。加水なしは良です。
<内湯>
浴室に入ると、塩素臭は漂ってはいません。誰もいません、貸切です。
大きな細長い浴槽に温泉が満たされています。水深は60cmです。
漆黒の黒湯が鏡となって外の風景を映しています。
<黒湯確認>
桶にとると、真っ黒です。手を浮かべると手の平部分が見えません。透明度数cmです。
同じく長柄町にある黒湯、源泉名「長柄町福祉センターながら温泉」(炭酸水素イオン999.7mg 腐植質47.9mg)よりはるかに濃いです。
桶にとった黒湯を頭からかぶると、全身超ぬるすべです。
<湯口>
湯口から間隔をおいて黒湯の源泉が投入されます。
湯温表示は41.2℃でしたが、源泉投入で41.1℃と下がりました。アワアワです。
ぬるめで、ゆっくりと超絶ぬるすべ黒湯を堪能しました。
<洗い場>
洗い場はブースが8個とシャワーブース。サウナはありません。
<露天風呂>
露天風呂も温泉を使用しています。湯口からはチョロチョロと源泉投入です。
投入量に見合う分だけ、湯船の縁からオーバーフローしていきます。
湯温表示は42.4℃と内湯より高めです。
露天風呂に手を沈めると、指先だけ残してアッという間に見えなくなります。驚くほどの漆黒の黒湯です。
ウォーターサーバーの紙コップにすくってみるとコーヒーみたいな濃度です。
<感想>
かけ流しではありませんが、超絶ぬるすべの真っ黒な黒湯で感激しました。
炭酸水素イオンが驚愕の2149mgもあります。全国的にもトップレベルでしょう。
掲示の分析書では腐植質の項目がないのがとても残念です。どれぐらいありますかね。
これまで入湯したハイスペックな黒湯を抜き出してみると、腐植質では全国一位ではないかと思われます。
源泉名「もみじの湯」のとんでもないスペックに改めて驚愕しました。
・紅葉乃湯(千葉県長柄町)(全国で一番黒いのではないか?)
炭酸水素イオン2149mg 腐植質不明で残念
・美人の湯カーニバルヒルズ(千葉県香取市)
炭酸水素イオン1697.2mg 腐植質340.5mg
・改正湯(東京都大田区西蒲田)加水ありが残念
炭酸水素イオン1400mg 腐植質256mg
・飯岡福祉センター(千葉県旭市)
炭酸水素イオン1141mg 腐植質167.8mg
・北品川温泉天神湯(東京都北品川)(東京都内で一番黒いと言われる)
炭酸水素イオン1128mg 腐植質232.0mg
・千年温泉(川崎市高津区)(神奈川県内で一番黒いと言われる)
炭酸水素イオン1036.0mg 腐植質不明
ハーブ狩に関心はなかったのですが、受付で説明を受けたので、ハーブナーセリーに寄ってみました。
タワーキッチンにある収穫セットでハーブを摘み取り、ハーブ狩りができます。
タワーキッチンには様々なティーが用意されていて、シナモンチャイをいただきました。
ハーブ狩りはせずとも、タワーキッチンで湯あがり後に茶を飲みながら休憩できるのは良いです。
こちらは、ヴィレッジの奥にあるハーブナーセリーです。
ヴィレッジ内は広いので、宿泊者は電気カートで宿泊場所へ送ってもらえます。