ほっと湯WEB【千葉】
 
 長柄町 Sport & Do Resort リソルの森


○Sport & Do Resort リソルの森 長柄町上野526-6 0475-35-3333

<奈良の大仏からリソルの森へ>

 市原市奈良にある奈良の大仏へ参拝後、リソルの森へ向かいます。
 大仏通りの終端に、リソルの森右折の看板がでています。
 右折して500メートル行くと、左手にリソルの森入口の大きな案内看板が出ています。
 脇には「長柄ふる里村」の看板があります。

     

 左折すると、右手に長柄町の大きな観光案内板があります。
 トリニティータワーを目指します。

    
 

<関東ふれあいの道>

 関東ふれあいの道「山里のみち」がリソルの森内を通っています。
 「上人塚へ2.1km」、「長柄ダムへ4.2km」です。

  
 

<リソルの森とは>

 令和2(2020)年4月1日、「リソル生命の森」から、「Sport & Do Resort リソルの森」へとリニューアルしオープンしました。
 旧もみじの里にはグランピング施設と温泉施設「紅葉乃湯」が新たに設けられ、「グランヴォー スパ ヴィレッジ」と改称されました。
 「グランヴォー スパ ヴィレッジ」は、「長柄ふる里村」が昭和54(1979)年7月に姉妹協定を結んだ
 スイス・旧グランヴォー村(現ブール・アン・ラヴォー)から名付けられています。
 なお「和食処 翠州亭」は、昭和53(1978)年にスイス連邦共和国より「長柄ふる里村」に寄贈された旧スイス大使館の移築です。

    
 

<日帰り入浴「紅葉乃湯」>

 「紅葉乃湯」の日帰り入浴は、ハーブ狩とセットとなっており、平日限定で15:00-23:00、2500円。じゃらんで事前に申し込む必要があります。
 なお、「グランヴォー スパ ヴィレッジ」と「ホテルトリニティ書斎」に宿泊の場合は入湯税150円で利用できますが、
 その他のエリアに宿泊の場合は、「グランヴォー スパ ヴィレッジ」への入場料2050円が必要となります。
 

<受付>

 「ホテルトリニティー書斎」のフロントで受付です。
 使い捨てバスタオルと使い捨てフェイスタオルの入ったバッグ、エリア入口に入る鍵を渡され、
 紅葉乃湯の場所とハーブ狩について、地図を用いた説明を受けます。

    

     
 

<紅葉之湯入口>

 受付フロントから「グランヴォー スパ ヴィレッジ」へ200m歩きます。
 迷っていたら外にいた従業員に案内していただきました、感謝。
 貯湯タンクの間に配管とガスセパレーターらしきものが見えます。

    

 入口は施錠されているので、トリニティー書斎で受け取った鍵で開けて入場します。
 帰りは開鍵不要です。

    
 

<半地下>

 石階段を下りて左手に紅葉乃湯はあります。
 紅葉乃湯は、半地下の建物となっています。

    

   

 階段を下りた先に浴室入口があります。
 暖簾をくぐると右手に下足ロッカー。

     
 

<脱衣所>

 こじんまりとした脱衣所とアメニティースペースです。

    
 

<分析書> 令和元年8月2日

 湧出地等の記載がないので、分析書原本からの抜粋が掲示されています。
 「黒湯について」の説明が掲示されています。
 腐植質がどれほど含まれているのか記載があれば良いのに、もっと自慢してもよいのにと思います。

 源泉名「もみじの湯」
 ナトリウム―炭酸水素塩冷鉱泉(低張性弱アルカリ性冷鉱泉)
 泉温:21℃ pH:8.0 成分総計:3211mg(炭酸水素イオン:2149mg)

     
 

<影響を与える事項>

 想定内の「加温、循環ろ過、塩素」です。加水なしは良です。

  
 

<内湯>

 浴室に入ると、塩素臭は漂ってはいません。誰もいません、貸切です。
 大きな細長い浴槽に温泉が満たされています。水深は60cmです。
 漆黒の黒湯が鏡となって外の風景を映しています。

   

    
 

<黒湯確認>

 桶にとると、真っ黒です。手を浮かべると手の平部分が見えません。透明度数cmです。
 同じく長柄町にある黒湯、源泉名「長柄町福祉センターながら温泉」(炭酸水素イオン999.7mg 腐植質47.9mg)よりはるかに濃いです。
 桶にとった黒湯を頭からかぶると、全身超ぬるすべです。

  
 

<湯口>

 湯口から間隔をおいて黒湯の源泉が投入されます。
 湯温表示は41.2℃でしたが、源泉投入で41.1℃と下がりました。アワアワです。
 ぬるめで、ゆっくりと超絶ぬるすべ黒湯を堪能しました。

    
 

<洗い場>

 洗い場はブースが8個とシャワーブース。サウナはありません。

  
 

<露天風呂>

 露天風呂も温泉を使用しています。湯口からはチョロチョロと源泉投入です。
 投入量に見合う分だけ、湯船の縁からオーバーフローしていきます。
 湯温表示は42.4℃と内湯より高めです。
 露天風呂に手を沈めると、指先だけ残してアッという間に見えなくなります。驚くほどの漆黒の黒湯です。
 ウォーターサーバーの紙コップにすくってみるとコーヒーみたいな濃度です。

     

     
 

<感想>

 かけ流しではありませんが、超絶ぬるすべの真っ黒な黒湯で感激しました。
 炭酸水素イオンが驚愕の2149mgもあります。全国的にもトップレベルでしょう。
 掲示の分析書では腐植質の項目がないのがとても残念です。どれぐらいありますかね。

 これまで入湯したハイスペックな黒湯を抜き出してみると、腐植質では全国一位ではないかと思われます。
 源泉名「もみじの湯」のとんでもないスペックに改めて驚愕しました。
 ・紅葉乃湯(千葉県長柄町)(全国で一番黒いのではないか?)
   炭酸水素イオン2149mg 腐植質不明で残念
 ・美人の湯カーニバルヒルズ(千葉県香取市)
   炭酸水素イオン1697.2mg 腐植質340.5mg
 ・改正湯(東京都大田区西蒲田)加水ありが残念
   炭酸水素イオン1400mg 腐植質256mg
 ・飯岡福祉センター(千葉県旭市)
   炭酸水素イオン1141mg 腐植質167.8mg
 ・北品川温泉天神湯(東京都北品川)(東京都内で一番黒いと言われる)
   炭酸水素イオン1128mg 腐植質232.0mg 
 ・千年温泉(川崎市高津区)(神奈川県内で一番黒いと言われる)
   炭酸水素イオン1036.0mg 腐植質不明


○ハーブ狩

 ハーブ狩に関心はなかったのですが、受付で説明を受けたので、ハーブナーセリーに寄ってみました。
 タワーキッチンにある収穫セットでハーブを摘み取り、ハーブ狩りができます。
 タワーキッチンには様々なティーが用意されていて、シナモンチャイをいただきました。
 ハーブ狩りはせずとも、タワーキッチンで湯あがり後に茶を飲みながら休憩できるのは良いです。

    

    

 こちらは、ヴィレッジの奥にあるハーブナーセリーです。

   

 ヴィレッジ内は広いので、宿泊者は電気カートで宿泊場所へ送ってもらえます。

   


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