○ スノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパ
○ 上南摩そば竜がい
○ 南摩ダム
新たな温泉施設が2024年4月13日にオープンです。
鹿沼市のHP「上南摩に温泉を掘りました!」(その1、その2)によると、
「上南摩温泉」
ナトリウム‐炭酸水素塩冷鉱泉(低張性・弱アルカリ性・冷鉱泉)
泉温:32.9℃ 湧出量:毎分133リットル
1500メートル掘っても32.9℃なのが不思議です。
他に鹿沼市が掘った前日光つつじの湯が36℃、出会いの森福祉センター32.8℃でいずれも低温泉です。
<温泉審議会答申経緯>
南摩ダムの関連事業で水源地域振興拠点施設として鹿沼市が整備してきました。
鹿沼市の掘削申請は、ハーベストセンター造成計画の中で、温泉入浴施設の設置計画が盛り込まれており、
・掘削許可答申 2019年 2月 最初
・掘削許可答申 2019年10月 2度目
1回失敗していますが、再度の掘削でどうにか温泉が湧出したようです。
・動力許可答申 2023年3月
アウトドア用品メーカーのスノーピーク(新潟県三条市)が指定管理者として運営しています。
<スノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパ 入口>
入口に看板が出ています。
<南摩川>
南摩川に架かる日陰橋を渡ります。
<スノーピーク鹿沼停留所>
バス停が設けられています。本数は少ないです。
<スノーピーク鹿沼入口>
鹿沼の「深岩石」を使用した案内岩が設けられています。
石階段を上ると、左手に「上南摩そば竜がい」、右手に温泉棟があります。
<フィールドマップ>
「上南摩そば竜がい」入口の脇にフィールドマップが掲示されています。
<日帰り温泉受付>
「上南摩そば竜がい」の向かい側に、日帰り温泉の受付があります。
タッチパネル式の入場手続きです。
発券されたチケットを受付に渡し、場所指定の下足キーを受け取ります。
<下足室>
脱衣所・温浴エリアでの撮影は禁止の掲示があるので、ここから先は画像なしです。
パンフレットはなくなったのでありませんとのことでした。
<脱衣所>
ロッカーは100円リターン式です。
洗面台には手洗い石鹸水はありますが、アメニティは置かれていません(販売しています)。
ドライヤーはありました。
<温泉分析書>(2022年5月13日)
脱衣所に簡易の温泉分析書が掲示されています。
源泉名:上南摩温泉
源泉所在地:鹿沼市上南摩字沢口1976番地
ナトリウム‐炭酸水素塩冷鉱泉(低張性・弱アルカリ性・冷鉱泉)
成分総計:1.290g (炭酸水素イオン834.5mg)
影響を与える事項の掲示がありません。
加温、循環ろ過、塩素消毒ありです。
加水の有無はわかりませんが、強烈なぬるすべ浴感なので、加水は無いかと思いました。
<内湯>
この手の泉質の温泉では何度か湯船に入る時にこけているので、手すりにつかまりながら浴槽へ入りました。
露天風呂よりぬるめの湯温です。強烈なぬるすべです。
浴槽内2ヶ所に吸いこみ口、2ヶ所に吹き出し口があり、循環しています。
湯口からは源泉は投入されておらず湯が減ったら投入されるのかと思いましたが滞在中投入はありませんでした。溜め湯状態でした。
湯口から源泉が投入されていれば、桶にとってかぶるのですが、浴槽内の湯を桶にとって被ると、頭からぬるすべです。
サウナと水風呂があり、水風呂は井戸水使用で、若干のぬるすべを感じました。
<露天風呂>
屋根に覆われた浴槽があり、内湯より湯温は少々高めです。
浴槽内2ヶ所に吸いこみ口、2ヶ所に吹き出し口があり、循環しています。
湯口からは源泉は投入されておらず湯が減ったら投入されるのかと思いましたが滞在中投入はありませんでした。
溜め湯状態で、塩素臭がします。ぬるすべは強烈です。
外気浴スペースが設けられ、座イスと鹿沼の「深岩石」を使ったベンチがあります。
<休み処>
温泉を出たところに、ソファーや座敷スペースが設けられており、
大きなビジョンには鹿沼市の広報が映されています。
<コア施設>
コア施設には、受付、ストア、温泉、食事処があります。
<キャンプフィールド>
上南摩の住民が運営するそば店です。
地元産のそば粉を収穫したて、挽きたて、打ちたて、茹でたてで、そばが提供されています。
<外観>
<店内>
<メニュー>
<にら蕎麦>
にら蕎麦960円をいただきました。
にらはしゃきっとしていて臭みはありません。
栃木の蕎麦はどこも美味しいですね。
思川の支川南摩川に南摩ダムを建設しており、令和6年度の完成へ向け工事が進められています。