金乗院放光寺(山口観音)
一般には山口観音として知られている金乗院放光寺です。
古刹の寺とは思えない多国籍の雰囲気を呈しています。
狭山山不動寺に奉献石燈籠が多いのは当然として、こちらも多数あります。
有章院・台徳院・惇信院・文昭院の石燈籠が20基ほどありました(数基ロストしているようです)。
<弁天池>
弁天池に石燈籠が2基あります。
左:「文昭院殿尊前」 右:「文昭院殿尊前」
<仁王門>
仁王門の前に石燈籠が2基あります。
左:「文昭院殿尊前」 右:「文昭院殿尊前」
<法要殿横>
「有章院殿尊前」
<閻魔堂>
閻魔堂に石燈籠1基。
「惇信院殿尊前」
<植林報国 鳩山一郎>
紀元二千六百年記念
<本堂階段下>
「有章院殿尊前」
<義貞霊馬堂>
新田義貞公の白馬が祀られています。
説明板が一人称なのが珍しい。
新田義貞の奉納白馬はよく見ますが、
奉納札は、人参をかたどっていて、人参が奉納されています。ペットボトルも供えられています。
これまで見た中では一番待遇が良いです。
(説明板)
「〔新田義貞公霊馬〕 私は新田義貞公の霊馬です。新田公の御供を仕り、鎌倉入りして忠誠を尽しました。その後 公の仰せにより当山を守護し余世を送り今から五百年程前 私は生まれ変わりました。 昭和四十三年、解脱会の御奉仕で建物が建て替えられましたが、平成十一年本橋俊男氏の百等の馬の彫像の寄贈に由って、再びお堂が建て替えられました。私を参拝する人々に勝運と商売繁盛を授けます。」
<本堂階段上>
社殿前の石燈籠
左:「有章院殿尊前」 右:「文昭院殿尊前」
<本堂前>
左:「有章院殿尊前」 右:「文昭院殿尊前」
<本殿の絵馬のうち>
奉納の絵馬が色々とあります。
<誓の桜 新田義貞公鎌倉攻めの際>
<松村篁雨句碑>
「落葉掻湖の光をさびしめり」
松村篁雨(江戸時代の俳人)の句碑があります。
建立の経緯は不詳。
<裏観音>
本堂裏に観音様が祀られています。画像は奉納レリーフかと思います。
<地蔵堂(開山堂)のぽっくり地蔵/七福神>
左:「有章院殿尊前」 右:「文昭院殿尊前」
<天女稲荷大明神(蚕祖神)/勢至堂(住吉大明神)>
<文学碑の丘>
奥之院へは、左手の文学碑の丘を上るか、右手の水子霊場の横の階段を上がるかしていきます。
<水子霊場>
本殿の裏に、水子霊場が広がっています。
霊場の壁沿いには龍が這いまわっています。
<大日堂/加持水/八体守護仏>
大日堂から奥之院へ、龍の手すりの階段を上ります。
<奥之院五重塔入口>
奥之院にも石燈籠が多くあります。
左:「惇信院殿尊前」 右:「惇信院殿尊前」
<奥之院五重塔前>
台徳院殿尊前の奉拝進石燈籠が2基あります。
左:「台徳院殿尊前」 右:「台徳院殿尊前」
<仏国窟>
仏国窟は、巡ることで四国88霊場と西国33札所を巡礼したことになるとされます。
<裏参道入口>
左:「惇信院殿尊廟前」 右:「有章院殿尊前」
<山口観音旧裏参道入口>
左:「有章院殿尊前」 右:「有章院殿尊前」