Discover 江戸史蹟散歩
 
 奉献石燈籠 増上寺

   金乗院放光寺(山口観音)


○金乗院放光寺(山口観音) 所沢市上山口2203

 一般には山口観音として知られている金乗院放光寺です。
 古刹の寺とは思えない多国籍の雰囲気を呈しています。
 狭山山不動寺に奉献石燈籠が多いのは当然として、こちらも多数あります。
 有章院・台徳院・惇信院・文昭院の石燈籠が20基ほどありました(数基ロストしているようです)。

   

<弁天池>

 弁天池に石燈籠が2基あります。
 左:「文昭院殿尊前」 右:「文昭院殿尊前」

    

<仁王門>

 仁王門の前に石燈籠が2基あります。
 左:「文昭院殿尊前」 右:「文昭院殿尊前」

    

<法要殿横>

 「有章院殿尊前」

  

<閻魔堂>

 閻魔堂に石燈籠1基。
 「惇信院殿尊前」

   

    

<植林報国 鳩山一郎>

 紀元二千六百年記念

  

<本堂階段下>

 「有章院殿尊前」

   

<義貞霊馬堂>

 新田義貞公の白馬が祀られています。
 説明板が一人称なのが珍しい。

 新田義貞の奉納白馬はよく見ますが、
 奉納札は、人参をかたどっていて、人参が奉納されています。ペットボトルも供えられています。
 これまで見た中では一番待遇が良いです。

(説明板)
「〔新田義貞公霊馬〕 私は新田義貞公の霊馬です。新田公の御供を仕り、鎌倉入りして忠誠を尽しました。その後 公の仰せにより当山を守護し余世を送り今から五百年程前 私は生まれ変わりました。 昭和四十三年、解脱会の御奉仕で建物が建て替えられましたが、平成十一年本橋俊男氏の百等の馬の彫像の寄贈に由って、再びお堂が建て替えられました。私を参拝する人々に勝運と商売繁盛を授けます。」

    

     

<本堂階段上>

 社殿前の石燈籠
 左:「有章院殿尊前」 右:「文昭院殿尊前」

    

   

<本堂前>

 左:「有章院殿尊前」 右:「文昭院殿尊前」

      

<本殿の絵馬のうち>

 奉納の絵馬が色々とあります。
  
   

<誓の桜 新田義貞公鎌倉攻めの際>

   

<松村篁雨句碑>

 「落葉掻湖の光をさびしめり」

 松村篁雨(江戸時代の俳人)の句碑があります。
 建立の経緯は不詳。

  

<裏観音>

 本堂裏に観音様が祀られています。画像は奉納レリーフかと思います。

  

<地蔵堂(開山堂)のぽっくり地蔵/七福神>

 左:「有章院殿尊前」 右:「文昭院殿尊前」

    

   

<天女稲荷大明神(蚕祖神)/勢至堂(住吉大明神)>
 
   

<文学碑の丘>

 奥之院へは、左手の文学碑の丘を上るか、右手の水子霊場の横の階段を上がるかしていきます。

   

<水子霊場>

 本殿の裏に、水子霊場が広がっています。
 霊場の壁沿いには龍が這いまわっています。

    

<大日堂/加持水/八体守護仏>

 大日堂から奥之院へ、龍の手すりの階段を上ります。

    

<奥之院五重塔入口>

 奥之院にも石燈籠が多くあります。

 左:「惇信院殿尊前」 右:「惇信院殿尊前」

    

<奥之院五重塔前>

 台徳院殿尊前の奉拝進石燈籠が2基あります。

 左:「台徳院殿尊前」 右:「台徳院殿尊前」

    

<仏国窟>

 仏国窟は、巡ることで四国88霊場と西国33札所を巡礼したことになるとされます。

   

<裏参道入口>

 左:「惇信院殿尊廟前」 右:「有章院殿尊前」

    

   

<山口観音旧裏参道入口>

 左:「有章院殿尊前」 右:「有章院殿尊前」

   

   


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